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淡河バンブープロジェクト主催
「メンマを使った台湾料理体験教室」を開催しました。
料理教室14名、ランチからの参加14名。
大阪や神戸市外からもたくさんご参加があり、
ありがとうございました。
教室では、
ごちそう粥、重ね煮ビーフン、
野菜饅(筍入り春雨あん)を作り、
ランチ会には、
豚肉と筍の煮物、旬の野菜と筍の炒め物、
おこわをプラスして皆さんでいただきました。
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参加者の皆さんからも積極的に
「これはどうして使うんですか?」
「お肉を使いたいときはどうしたらいい?」
など質問が飛び交い、
にぎやかな雰囲気でシエ先生の料理教室が進んでいきます。
台湾のメンマと淡河メンマの食べ比べもして、
これからの淡河の竹林整備についてもお話があり
よりたくさんの方に興味を持っていただけたようです。
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ランチからの参加者の方も12時から合流し、
皆さんで縁側や座敷でビュッフェスタイルで頂きます。
皆さんからの感想では、
・調味料に頼りすぎない、体に優しい美味しい料理だった
・筍が好きだけどこれまでは料理としての範囲が狭かった。
・台湾の知恵がたくさん知れて新鮮だった
・思っていたより簡単で、家でも作れそう
など台湾の料理、
筍や塩漬けメンマの活用についてアンケートをいただけました。
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お話の会では、
台湾では一年を通していろいろな種類の筍が採取でき、日常的に食べていること。
また食べる以外にも、赤ちゃんのゆりかごや、子供の座椅子、
生まれた時からお葬式まで様々な場面で竹が使われるくらい、
竹は暮らしに欠かせないものだと
シエ先生から実際の台湾の文化を教わります。
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また日本と同様に、里山での過疎化。
高齢化から放置されている竹林があり、
日本の状況と共通していることもあるそうです。
参加された方のアンケートからも
・竹を畑の肥料にしたいが何かできないか
・日本産の安心安全な食材ができるといい、
竹林整備も同時にできて地元産業も活性したら
とプロジェクトが目指すところにまでご意見を頂けて
また新しい何かができたら、と希望が見える機会となりました。
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メンマや塩漬け筍のようにおいしく食べることや
また竹を使った手仕事、工作などで竹に興味を持つ人が増え、
竹林整備の足掛かりになっていくような、
そんな活動になるべく、地元の皆さんと一緒に、一歩ずつ模索中です。
淡河バンブープロジェクトに多くの方がご参加いただけるように検討中です。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
企画&文章・安藤美保さん
フライヤー制作&写真・サトフカアリサ(フライヤー製作承ります)
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